再び注目されている「1984」
近年「読解力や思考力」つまり「考える力」の低下が叫ばれています。
IT機器の発達により、手軽にたくさんの情報を入手できるようになったこと、
が原因の一つだと言われています。
なんでもインターネットが教えてくれると思ってしまう。
それは、簡単に情報に流されてしまい、洗脳されてしまうということ。
考える力(思考力)を奪われることは、とても恐ろしいことです。
ジョージ・オーウェルの「1984」は、
人間の思考力を奪う現代の管理社会を予見し描かれた空想小説です。
まさに思考力を奪われることの恐ろしさが描かれている本です。
70年近く前に書かれた本書ですが、
アメリカのトランプ大統領が就任以降、再び注目されています。
小中学生には難しい本ですが、
高校生になったら、一度読んでみてほしい本です。